試乗する時はできるだけ2人以上で行ってください。
これは運転手+記録係という構成で試乗に臨みたいからです。
運転手は運転しながら感じたことを口に出して言っていきます。
記録係はできればビデオカメラで後部座席から記録をし、その感想がどの時点で確認できたのかを後で検証できるようにしておきます。
また、記録係も後部座席に乗ってみての乗り心地などの感想を言うことで運転手と乗員の二つの視点から検討材料を揃えていきます。
そして、試乗コースの半分の地点で運転手と記録係を交代します。
これによって2人の感想を記録することができますので、より確かな検討材料とすることがでいます。人が変われば印象も違いますから。
それにご主人と奥さんが1台の車を運転するような場合は、2人ともハンドルを握っておかないと購入後に新たな不満点が出てきたりします。
子供がいたりして試乗は旦那に任せっきりという奥様は大変ですけど、必ず試乗には参加してください。
またビデオカメラが無い場合はメモ書きでも結構ですので、感想を漏らさず拾い上げていきましょう。
自分に合った車選びには、とにかく客観的に検証できる材料が必要です。
検討対象の車種には必ず試乗してその記録を取って、検討材料とするようにしましょう。
試乗にはほとんどのディーラー営業マンが同乗しますが、遠慮せずビデオカメラを回し、思ったことを言いましょう。他社の車との比較意見などはディーラー営業マンの情報源ともなりますので、できる営業マンは聞きたがっているくらいですから。
どうしてもディーラー営業マンの同乗が嫌な場合は、同乗なしで試乗できるか遠慮せずに確認しましょう。私の経験上ではほとんどのディーラー了承してくれました。しかし、その場合は理由をしっかりと説明しないとディーラーに余計な心配を掛けることとなりますから注意してください。
「試乗しながら購入の為の率直な感想を言い合いたいので、できれば家族だけで試乗してもいいですか」
こんな感じの依頼の仕方でいいと思います。
購入の為の必要な行為なので、ディーラーさんも理解してくれるでしょう。
他の運転者や同乗者と試乗をし、感想や意見を聞くべし!