試乗会はお得な情報や、何より目当ての車に乗れる貴重な体験の場です。
この試乗会は目当ての車があるならば絶対に参加した方が良いかと思います。
しかし反面では、試乗会はカーディーラーが契約獲得に向けて、しっかりとセールスを掛けてくる場でもあります。
気軽な気分で行って、その場の雰囲気で「つい契約しちゃいました!」なんてことに・・・。
まあ、本当に欲しい車を良い条件で購入できたならばいいのですが、良い買い物ができる場合は比較検討して納得して購入した方が多いのではないでしょうか。
だから、その場の環境に飲み込まれないように注意点を書いていきますから参考にして下さい。
【注意点その1】「今しかこの条件はだせません」を信用しない。
条件面に関しては営業マンは常に余裕を持って提示してきます。「今しかこの条件は出せません」というのは、営業マンがあなたを説得するための定番文句の一つです。しかし、試乗会などの方が営業マンも条件を出しやすいということはありますので、購入するときを決めているのであれば、試乗会を利用して良い条件を引き出すことも可能です。
【心得その2】試乗会の条件を見積もりに記載する
試乗会期間中しか出せない条件というのは確かにあります。しかし、その場で即決は絶対避けたいところです。では、どうするかというと、見積もりを作ってもらいその中の特記事項などの欄に展示会条件を盛り込んでおいてもらうことです。営業マンは車を買って欲しいですから、なるべくあなたに有利な条件を残したいという思いはあります。だから、見積書にその条件を盛り込んでもらって検討する時間を作ります。ただし、期間を1週間程度に絞られてしまうことはありますので、決めるのに時間が掛かる場合は、できるだけ長期間の見積もり有効期間を設定してもらいましょう。
【心得その3】ご縁が無かったとあきらめよう
試乗会限定の条件を期間外でも適用して欲しいと言っても、断られてしまうこともあるかもしれません。その場合は、慌てて契約を決めてしまうのではなく、「じゃ、ご縁が無かったのですね」とあきらめてみましょう。本当に無理な場合は、営業マンもその場で引きますし、まだ余裕があるようなら他の代替案を持ってきたりします。
試乗会はカーディーラーの営業マンも契約獲得の重要なイベントです。
購入したい車ならばしっかりと営業マンを味方に付けて、良い条件を提示してもらえるように協力しましょう。
あなたの買う気が本気ならば、営業マンも必ず協力してくれます。