試乗する時に通常はディラー営業マンが同乗して試乗コースを指定します。
普通は大体それに従って試乗をすることとなります。
しかしながら試乗コースをは短かったり、運転のしやすいところだったりと ディーラーさんの思惑が盛り込まれたコースになっている場合が多いです。
だから、1回目の試乗は営業マンの指示通りの試乗コースで乗り心地などを確認して、次の2回目の試乗でこちらの希望コースを運転したい旨を伝えましょう。
「嫁さんがいつも買い物に通うコースを運転したいと言っているのでそちらの方を走ってもいいですか?」
と、こんな感じでいいかと思います。
コースが長い場合だと事前に連絡を入れて上記の旨を伝え、そのうえで 「○○分くらい掛かるコースになるのですが大丈夫でしょうか?」 と申し入れをしておけばディーラーもスケジュールを確認して大丈夫であれば OKを出してくれます。
何故いつも通うコースを試乗するかというと、購入後はディーラーが用意した走りやいコースを走るのではなく、購入者がよく通う道路を走る訳です。
であれば、いつも通っている道路を走っての乗り心地や運転感覚を確めることで、本当の意味で必要な感想や印象が揃うこととなるからです。
実際にうちの嫁さんも子供の通園で毎日通う道路(往復1時間弱)を試乗させてもらいましたが、各ディーラーさんとも事前にお伝えしておけば嫌な顔一つせずにOKしてくれました。
そして普段通い慣れた道路を走ることで、それぞれの車種を試乗した感想が今までの自分の感覚を基準にした「乗りやすい」「乗りにくい」という判断ができたので、購入後も違和感なく満足して幼稚園に通っています。
通り慣れた道路を試乗することで「試乗」という浮かれた気分から平常心に戻ることができ、信憑性の高い感想を判断基準とすることができるようになります。
試乗コースはできるだけ自分達の希望を受け入れてもらえるように担当営業マンにお願いしましょう。